軽井沢Y別荘 戸建てリフォームKaruizawa Y Villa

場 所
長野県軽井沢
築年数
45年
面 積
100㎡(30坪)
総費用
1,600万円(工事費)/250万円(設計料)

家族も自然も見渡せる、軽井沢のロハス・リフォーム

建築家として土地探しからお手伝いした軽井沢の中古別荘のリフォーム事例。

築45年の木造平屋に耐震補強・断熱リフォーム・設備刷新を施し、伸びやかな、軽井沢らしいナチュラルモダンな空間を作り出しています。

リビング・キッチンをつなげることで広く明るい家族の集まるスペースを作ることを心掛けました。リビングの東面には薪ストーブコーナーを据え、大谷石の床と木張りの天井囲み、気持ちよいコーナーを作り出しています。大きなアイランドキッチンを設け、視野の広がりを演出しています。従来玄関があった箇所に、眺望の良い浴室を設け、元の浴室部分はこじんまりとした書斎へと転換しました。

南面には、樹木まで取り込んだ大きな木製のデッキスペースを作り、リビングが外部に流れ出し、別荘生活の巾が広がることを意識しています。

(2017年8月23日更新)

アイランドキッチンからリビングを望む

大きなアイランドキッチンカウンターからは、リビングの家族の様子や、ベランダ越しの軽井沢の自然が一望できます

木製デッキ

以前より立っていた樹木を切ることなく取り込んで大きく張り出しています 

キッチン

大きなアイランドカウンターと横面にガスコンロがある変則スタイルのキッチンです。コンロ横の引き戸収納内部に冷蔵庫や電子レンジなどの機器類が収納されています

リフォーム前のリビング

リフォーム前のリビングルームです。リビングとダイニングの間に間仕切壁があり、光と風が上手く全体に行き渡っていませんでした

子供用隠し扉

寝室へと繋がった子供専用の出入り口です。横の縦棒は登り棒となっています

浴室

緑を取り込んだ開放的な浴室です

玄関

かつての勝手口だった箇所は、周辺の水廻りを整理して、玄関としました。建具やかつての和室の床板を転用した玄関框などで、古さを活かした雰囲気のある空間となっています

デッキと緑

浴室の正面は眺望を考慮して手摺を撤去しています

リビングから浴室への廊下

廊下の突き当たりには木張りの壁を設け、アクセントとしています

南側木製デッキ

既存の浅間石積みのテラスの上に、木製デッキを張り増ししています