仙石山T邸リフォームSengokuyama T Apartment

仙石山T邸リフォームSengokuyama T Apartment

場 所
東京都港区
築年数
9年
面 積
122㎡(37坪)
総費用
2,200万円(工事費)/300万円(設計料)

築浅マンションのグレードアップリフォーム

投資用として短期的には賃貸で、数年後には転売する予定でお客さまがご購入なさったお宅のリフォームです。

アークヒルズ仙石山レジデンスの特性と、このお部屋の広さ等を勘案して、賃借人のターゲットを定めました。大理石とタイル、濃い目と薄目の2種類の突板を使って、シックで落ち着いた雰囲気の空間を目指しました。

120平米超えの広さの割には、広く感じられないLDは、キッチンをオープンにして、廊下をほぼ無くし、書棚兼飾り棚と一体化した壁を作ることで、広さが30%ほど増えたように感じることができるようになりました。作り直さない壁や収納についても、表層の仕上げ材をタイルや鏡、ダイノックシート張りにすることで、高級感が出るようにしています。

(2021年7月2日更新)

リビングダイニングキッチン

濃灰色の大理石、ダークなウォールナット羽目板、そして折り上げ天井のレオ材と個性の強い素材を組み合わせて、シックな空間へとリフォームしました。

リビングダイニングキッチン-2

以前は幅が広く、通過するだけの空間だった廊下の一部をキッチンに取り込み、廊下に面した書棚兼飾り棚を設けて、LDKの空間ボリュームを広げています。

オープンキッチン-1

対面型のカウンターにシンク、壁面に向かってガスコンロがある「ニ」の字型のキッチンとしています。

LDKのビフォーアフター

リフォーム前は完全なクローズド型だったキッチンをレイアウトから変更して、オープンキッチンにしました。

オープンキッチン-2

以前のキッチンも設備更新済みだったので、ガスコンロとレンジフード、オーブンと食洗器はすべて再利用しています。

廊下と飾り棚-1

書棚兼飾り棚から繋がるリビングのウォールナット羽目板壁は、あたかも造作家具のように見える作りとしています。

リビング

テレビやAV機器類を置く想定のリビング壁は大理石張りとしています。飾り棚から続くウォールナット羽目板の壁と大理石壁の目地位置を合わせています。

玄関ホール-1

大理石とタイルと濃い目のクロスでシックな雰囲気の玄関ホールです。

玄関ホール-2

玄関扉を開けて正面に見える壁面は大理石のオデッサ・ベージュをデザイン張りしています。

玄関ホールのビフォーアフター

リフォーム前は軽く感じた玄関ホールを、素材と照明を使ってガラリと一変させました。

廊下と飾り棚-2

廊下から玄関ホールへの建具は透明ガラスとして、玄関から明るいLDKの雰囲気が伝わるようにしています。

玄関ニッチ

面積が大きかった玄関ホールの壁には、お客さまのアイデアをベースにした印象的なニッチを設けました。