千代田O邸リフォームChiyoda O Apartment

千代田O邸リフォームChiyoda O Apartment

場 所
東京都千代田区平河町
築年数
25年
面 積
120㎡(36坪)
総費用

高級ペントハウスに継続的に手を入れつづける

7階建てのオフィスビルオーナーO様が住まわれるペントハウス(屋上住宅)のメンテナンスリフォームです。

このペントハウスは約25年前に、お施主様が敬愛する建築家・西澤文隆氏に依頼して設計していただいたものです。ご主人が亡くなられた後、奥様が一人で住まわれてきました。

建物の老朽化、ご自身の体調の変化、また周囲の環境の変化などもあって、いろいろと手を入れたいとのご依頼がありメンテナンスやリフォームのお手伝いを継続的にしています。

隣地に大規模オフィスビルが建設された際は、室内にピアノルームを設置しました。その約1年後には工事も終わりピアノルームは撤去しましたが、同時にカーペットやコルクタイルの張り替えを行いました。

その他、ソファの修理からダイニングへの床暖房の設置、浴室のミニリフォーム、屋上庭園(ルーフガーデン)のパーゴラの塗装など、十数年に渡って手を入れつづけています。

(2015年12月28日更新)

リビング

アンティークの大柄な家具をレイアウトしたリビング。屋上庭園(ガーデンテラス)に植えられた植栽の緑により、ビルの7階にあるペントハウスであることを忘れてしまいそうです

リビング-2

緞子張りの天井に高級カーペットを敷き詰めた床。家具が似合っています

リビングの家具

イタリア人作家ビアラの絵画の手前のソファの構造が歪んで座りにくくなってしまったとのことでした

ソファの補修

付き合いのある大工を連れてゆき、ソファを裏返して歪んだ箇所を補修致しました

床暖房工事の様子

冬になるとコンクリートスラブからの冷気がきついとのことで、ダイニングの床に電気式床暖房を設置しました。住みながらのミニリフォームです。下準備を十分に行なったうえ短時間で仕上げるよう工夫を致しました

リビングの夜景

古い家具が再び使えるようになったこと、とても喜んで頂けました

玄関ホールからの扉

当初の計画から残っている、建築家・西澤文隆氏が設計した玄関への扉です。和紙貼りの仕上げと開き方に独特のクセがあります

エレベーターホールから望む玄関

屋上には武蔵野の雑木林を思わせる屋上庭園があります。雨の日でも濡れないように、回廊上に屋根がついています。扉の調整や屋根の塗装工事もお手伝いしています