FLOW 進め方

プレミアムリフォーム

1 ご相談

まずは、無料相談フォームの内容にご記入のうえ送信してください。折り返しご連絡を差し上げます。

ご相談(初回打ち合わせ)は当事務所(港区白金台)で行っております。おおまかな計画案、ご要望をうかがい、お客様とリフォームのイメージを共有いたします。現場の図面や写真をご用意いただけるとより具体的なお話ができるかと思います。

無料相談とはいえ、かなり具体的な内容にまで踏み込みます。ご相談だけでも多くのお客様にご満足いただいております。通常1~1.5時間ほどのお時間を頂いております。

弊社事務所にいらしてのご相談は無料ですがリフォーム予定の現地マンションにおうかがいしてのご相談は(現場での打ち合わせは内容に責任が伴うため)有料となります。

なお、弊社は土日休日はお休みとしておりますので、初回相談も平日の日中、或いは平日の夜でお願いしております。

2 現地調査

最初のご相談(打ち合わせ)の後、現地マンションにおうかがいして簡易調査を行います。建物の現況などを調査・整理すると同時に、現在のお部屋の不満点やリフォームのご要望などをあらためておうかがいいたします。可能であれば、マンション管理組合(管理事務所)が保管している竣工時の図面を同時に確認させて頂きます。

簡易調査時の費用として「調査費用22万円(消費税込)+交通費」をお願いしています。

3 打ち合わせ~計画案の作成 1~2か月程度

現地調査後、仕上げ材料のサンプルなどをごらんいただきながらより具体的な打ち合わせを進めていきます。その後、リフォームの計画案を作成しつつこれまでの実績から大よその予算範囲(昨今は工事費が急激に高騰しているので、大まかな目安となります)をご提示いたします。

◎コストを抑えてスピードアップしたい → デザインアドバイスコース

ここまでの作業の実費といたしまして、更に「22万円(消費税込)+交通費」をお願いしています(ただし、業務内容・規模により費用が変動する場合もございます。その際は事前にご相談させていただきます)。なお、他社とのデザインコンペや設計相見積りは基本的にお断りさせて頂きます。

4 手付け金或いは設計契約

計画案をごらんいただいたうえで、今後さらに当事務所と一緒にリフォーム計画を進めていかれるかどうかご判断ください。引き続き進めていかれる場合は、、手付け金(設計契約を結ぶまでの期間の設計作業分に相応する費用を算出致します)をご請求させて頂くか、設計契約(カガミ建築計画へ設計・監理業務をご依頼いただく旨のご契約)を取り交わした上で、より詳細な設計へと進んでいきます。

特に総額1億円を超えるような大型プロジェクトの場合は、まだこの段階での費用感が判らないことも多いので、手付け金を頂いた上で詳細設計を行うケースが多くなります。また、CGパースを使ってご提案を進める際も手付金をお願いしております。

手付金は、何らかの理由で計画が中止になった場合でもご返却は致しません。その後設計監理契約を結んだ際に、手付金の金額分は設計監理料に充当されます。

設計監理契約締結時には「設計監理料(想定工事費の15%に相当)の30%分」をご請求致します。

5 設計デザイン作業

現地でさらに詳細な実測・調査を行い、それらを反映させた計画を練っていきます。内装の仕上げ、水廻りで使用する設備機器、照明全体の計画などについては、必要に応じてショールームへ見学に行きます。なお、既存の図面だけでは不明な部分、非破壊検査を行っても不明な箇所が残る場合は(壁内など)、部分解体を実施して構造や設備のチェックを行わせていただくことがあります(部分解体の規模によって実費(5~10万円程度)をお願いすることがあります)。

インテリアの打ち合わせ時には当事務所の強みである家具・調度品のご相談も承っております。

◎大まかな設計だけでよい → デザインアドバイスコース

設計デザイン作業が完了した段階(施工会社に見積りを依頼した段階)で、「設計監理料の40%分」をご請求致します。ここまでの作業の丁寧さと綿密さで、弊社設計&デザインのクオリティーが確保されるので、最初のご相談時からここまでの段階で6~10ヵ月の時間が掛かります。

6 見積り 1カ月程度

完成した図面をもとに、現場で施工会社へ説明を行い正式な工事見積りを依頼いたします。施工会社の選定は、①当社との実績から信頼できる会社をご紹介するパターン、②お客様から直接ご紹介いただくパターンの2種類がございます。

ご要望に応じて、施工会社2社に相見積りを依頼することも可能です。②でお客さまご紹介の会社で、施工実績のレベルや担当者との面談で、施工レベルが満たないと判断した場合は、お断りすることもあります。

7 見積り調整 1カ月程度

施工会社の見積金額の妥当性をチェックすると同時に、工事内容を予算内に収めるための調整を行っていきます。相見積りの場合は、複数の見積りを比較・検討した結果をご報告いたします。見積りの結果次第では工事規模・内容の再検討や素材の変更などを行って最終的な仕様をまとめます。マンションリフォームならではの傾向を熟知したうえで行う的確なコスト調整も私たちの強みです。

8 着工・工事監理  4~8カ月程度

施工会社と工事契約を結んだうえで着工いたします。工事中は仕上げ材の後ろに隠れて見えなくなる部分についてもチェックを行い、施工会社任せにしない体制で工事監理を行っていきます。工事途中に工事内容の変更が必要になった場合、工事の過程で当初不明だった事実が判明し工事の変更が必要になった場合などは、そのつどお客様にご説明のうえ対応策をご提案していきます。

◎スケジュールに余裕がない → デザインアドバイスコース

工事期間は通常5~8カ月程度(規模や条件によって大きく変わります)です。住みながらの工事を進める場合(お客さまのご負担がかなり大きくなるので、あまりお勧め致しません)は、その1.5倍程度の期間を見込んでください(住みながらの工事は工事費用も20~40%程度上がってきます)。

9 竣工・引渡し

お客様立会いのうえで竣工検査を行い、工事の仕上がりをご確認いただきます。瑕疵の有無などをチェックしたうえで、手直し工事が必要であれば工事を行い、すべてが完了した時点で晴れてお引渡しとなります。引渡し時は施工会社とメンテナンスの条件を再度確認していただきます。家具コーディネートやAVシステムの構築までご依頼された場合は、それらがすべてセッティングされた状態でのお引渡しも可能です。

リフォーム工事にかかった費用は、お客様から施工会社に直接お支払いください。また、すべての工事完了時に「設計監理料の残額分分」のお支払いをお願いしています

デザインアドバイス

「デザインアドバイス」とは、「プレミアムリフォーム」のようにリフォームの設計・監理業務のすべてを当社で行うのではなく、リフォーム計画全体の素案(間取り案やインテリアの色彩計画)づくり、建築施工会社が作成した図面やデザインに対するアドバイスなど、業務範囲を限定してお客様のリフォームをお手伝いさせていただくものです。
マンションの構造部以外はすべてリフォームする「全面リフォーム」(スケルトンリフォーム)だけでなく、LDK+キッチン、浴室+洗面室などの「部分リフォーム」にもご利用いただけるサービスです。通常のプレミアムリフォームに比べて業務報酬もリーズナブルに設定しています。高級リフォームの雰囲気をより安価に、そしてスピーディーに取り入れたい方にマッチしたサービスです。

業務範囲の比較

業務報酬工事費の8%または100万円~工事費の15%(450万円以上)

デザインアドバイス プレミアムリフォーム
リフォーム案の作成(有料)
素材やキッチン等の監修 △(※1)
実施設計(工事のための図面作成)
相見積り(※2)
見積りのチェック △(※3)
工事会社との契約に関するアドバイス
管理会社や管理組合への申請
近隣住民への挨拶・工事の説明
現場監理 △(※4)
完了検査の立ち会い △(※4)
家具・照明などのコーディネート △(※5)
定期点検の立ち会い
全体スケジュール 8~10ヵ月(※6) 12~14ヵ月(※6)

※1:素材や設備のショールーム巡りなどはお客さまにお店のリストをお渡しして、ご自身で廻って頂きます
※2:プレミアムリフォームではお客様のご要望に応じて行いますが、デザインアドバイスではお断りしております
※3:各工事(浴室交換など)の内容とコストをチェックして、ご予算とのバランスを見ながら工事の優先順位やタイミングについてアドバイスいたします
※4:工事途中の様子をブログにご紹介させて頂くこと、竣工時の写真をホームページに掲載させて頂けることを条件に、施主代理として工事チェックや完了検査への立会いをすることも可能です。
※5:対応可能ですが別途費用が発生いたします。
※6:既存図面の有無、お客さまの好みのデザインの難易度、建物の老朽度、ご依頼時の弊社の忙しさの状況によって変わってきますが、最短スケジュールをさらに短くすることはできません。

工事を行うリフォーム会社について

デザインアドバイスのサービスをご利用いただく場合、施工を行うリフォーム会社につきましては当社から候補の会社を数社程度推薦させていただきます。いずれも、これまで弊社の設計を工事会社として請け負ってきた信頼と実績のあるリフォーム会社です。施工能力が高いこと、当社のアドバイス内容を理解できる知識と経験があることなど、デザインアドバイスの業務をスムーズに進めるためにはいくつかの条件が必要になります。


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