- 場 所
- 千葉県市川市
- 築年数
- 25年
- 面 積
- 120㎡(36坪)
- 総費用
- 2,400万円(工事費)/300万円(設計料)
市川Y邸戸建てリフォームIchikawa Y Residence
軽量コンクリリート造のお宅をバリアフリーリフォーム
築25年の軽量コンクリート造の戸建住宅を将来のバリアフリー対応を考え、全面的に改装しました。
1階部分は母親が一人になっても暮らせることを考え、段差をなくして日常動線を整理したプランに変更し、和風の要素を取り入れたバリアフリーデザインとしています。部屋によっての温度差が生じないように、全ての床と壁を断熱材でくるみ、ペアガラスサッシに取替え家全体を高気密・高断熱化した上で、床暖房を採用しています。
2階は近所に住む子供夫婦がいつでも泊れ、将来的にお世話ができるように必要最低限のリフォームを行ない、全体として簡易型二世帯住宅になるようにリフォームしました。
居間
全体に和室の設えしながらも、床暖房の上に床暖房用畳を敷き、壁全体にも断熱材を仕込んでいます。障子の裏のサッシも断熱サッシに交換しています
玄関ベンチと、握り棒
玄関には2本の手すり棒を付け、靴の脱ぎ履きに便利なベンチも作りました。正面壁の小箱は肘掛であると同時に鍵や判子を収納する小物入れになっています
居間と寝室
右の襖奥が寝室です。左手の障子を開けると縁側から庭へと出られます
格子の引き戸
格子の引戸を多用し、バリアフリーと気配が伝わるリフォームを心掛けました
リフォーム前のリビング
以前のリビングは収納や物置がなく、雑多に散らかった状態でした
住宅の外観
玄関周りには大きく庇を付け、正面奥に見えている縁側周りにも濡れ縁を作っています。外壁は断熱塗料で塗装し直しました