六本木N邸リノベーションRoppongi N Apartment

六本木N邸リノベーションRoppongi N Apartment

場 所
東京都港区六本木
築年数
2年
面 積
183㎡(55坪)
総費用
5,400万円(工事費)/1,600万円(家具)/1,000万円(設計料)

大理石、高級レザー、ガラスがおりなす都会のブラック

新築マンションを夫婦二人住まい用にカスタマイズしたリノベーションです。

黒い艶消しのフローリングを基調として、そこにウォルナット材やグレートーンの大理石、レザー張りやガラスなどの高級素材を混ぜながら、艶消しと艶の調整もしながら全体のインテリアを作りました。

オープンだったキッチンは奥さまのご希望に合せてクローズドのキッチンとし、リビングにはご主人ご希望の超大型テレビ(84インチ)を設置しました。TV+AV+照明+エアコン+ブラインドを手許でコントロールできるシステムを「クレストロン」で導入しました。家具はミノッティのソファにフレックスフォルムのダイニングテーブル、インテリアーズのチェアをコーディネートしています。

洋服のコレクションが多いので、窓際の二つの寝室をお二人用のウォークイン・クローゼットに改造しました。
蔵書も多いので、廊下に並行する形でガラス張りのライブラリーを設けています。お二人それぞれが自由に使える洗面所と浴室+シャワーブースを設け、プライベートゾーンも充実させました。最低限の手を施した寝室は、後付のヘッドボードと特注の置き家具で構成しています。

(2015年8月9日更新)

リビングダイニング

2面窓+オープンキッチンで壁が少なかったリビングダイニング空間に壁を作り、落ち着いたシックな空間へとリノベーションしました

リビングダイニング2

テレビに正対するかたちで大型のL字型ソファを配置。奥のすっぽりと空いた空間に楕円形カウンターのダイニングテーブルをレイアウトしました

リビングダイニング3

リビングダイニングは天井もスケルトンでやり直しています。リノベーション前は目立っていた空調の吹き出し口を折り上げ天井の横立ち上がりに移設するなど照明計画も整理しています

テレビ周りの詳細

最大サイズ84インチのテレビを壁から少し凹めたニッチに収めています。ニッチ背部はカラーガラス、縁は鏡面ステンレスを廻しています。左右のスピーカーはバング&オルフセン、手前右側のカラーガラス扉の背部にブルーレイやアンプ、スマートホームシステムのためのクレストロンなどを収めています

リビングダイニングの壁

かつてはオープンキッチンだった箇所に設けた新設の壁。パネル壁の左右にはキッチンへ出入りする引き込み扉を、同じ高さで収納棚と姿見を繋げてデザインしています

リノベーション前のLDK

オープンなパーティー仕様のLDKでした。白いビニールクロスとブラウンのフローリング。家具のレイアウトがしにくい空間構成でもありました

リビングダイニングから見返した廊下ホール

黒いフローリングが廊下ホール。その奥のライブラリー空間まで繋がっています

キッチン

人造大理石にウォールナット突板、ダークグレー塗装の扉でデザインしたクローズド仕様のシックなキッチンです。食洗機やディスポーザーなどリノベーション以前から使用していた設備は再利用しています

玄関ホール

新しく敷き直した床タタキの大理石に目地を合わせ、同じ大理石を正面壁に張り伸ばしています。写真右側にSICへの扉がありますが、同じカラーガラスを並べて扉が目立たないようにしています

玄関ホールから廊下ホールを望む

それぞれの空間に深さを違えた折り上げ天井を設けて光が溜まる場所としています。廊下左側にトイレへの扉がありますが、扉と左右の壁を同じレザー張りのパネル壁とすることでトイレを隠しています

廊下ホール

廊下ホールの正面壁にボーダー状に割いた大理石(アラベスカート)を張り、床からLEDアッパーライトが演出しています。リビングへの扉は鏡面塗装のウォールナット特注品です

廊下ホールに面したライブラリー

生活のジャンクション・ポイントとなっている廊下ホール。ライブラリー奥には浴室、洗面室と大型クローゼットが並んでいます

ライブラリー内部

廊下ホール横に設けたライブラリー空間は黒い本棚で構成しています。見せる本と隠す本を分けながら収納を可能にしています。中央のアイランドには照明付きの小さな読書コーナーもあります

ライブラリー本棚のディテール

セミ・オープンポア(木目を少し残した半塗りつぶし仕上げ)のオーク黒塗装仕上げの本棚は、横面を開けて閉鎖感をなくしています。背部の大理石を見せるために背板なしとする代わりに、金物で落下防止用の立ち上がりを設けています

ライブラリーの飾り棚

コレクションされているファッション関係の本を飾るために設けたガラス張りの飾り棚です

主寝室

壁はリノベーション前と同じまま。フローリングを張り替え、天井の照明を再レイアウトしただけの主寝室です。ベッド背面のヘッドボードは取り外し式です

ベッド横のテーブルとヘッドボード

今回新たにオーダーしたベッドに合わせてデザインしたヘッドボードとサイドテーブル。手許照明のスイッチと携帯電話充電用のコンセントに引き出しが付いたサイドボード、塗装スチールで見切ったレザー緞子張りとウォールナット突板を合わせたヘッドボードの組み合わせです

超大型のウォークインクローゼット

2つあった寝室をつぶして作った大型のウォークインクローゼットです。幅1.1メートルのクローゼット収納が、ご主人用のWICに6本、奥さま用のWICに9本あります。さらに天板をガラス(奥さま用は天然大理石)にした小物入れにカバン用の棚、姿見まで用意しています

奥さま専用の洗面化粧コーナーとシャワーブース

主寝室の隣に設けた奥さま専用のコーナー。大型洗面カウンターの一部は下部を開き、椅子が差し込めるお化粧コーナーにしています。化粧品入れの冷蔵庫や洗濯物置き場、下着用の引き出し収納なども完備しています

洗面脱衣室

ライブラリー奥にある主にご主人専用の洗面脱衣室です。背面にはビルトインの洗濯機と大容量の収納に冷蔵庫が隠されています。奥に見えるのが浴室です

大型の特注ユニットバス

約2,000×3,000ミリの大型の特注ユニットバスです。床面と壁面に張ったダークブラウンのタイルと、ステンレスフレームに強化ガラスの扉を合わせています。浴槽はジャクソン社製

来客用トイレ

レザー張りパネル扉の背面に隠されたトイレです。天然大理石グリジオ・ビリエミ(ムルシア・ブラウン)のカウンターに鏡とウォールナットパネルとカラーガラスを合わせたシックなインテリアです

引き込み扉のディテール

部屋によって壁や造作家具の素材を変えているので、異素材が取り合った箇所には細かいディテールの配慮が必要になります

レザーパネル張り扉のディテール

人工レザーをパネル状に張った扉のディテール。特注金物をフラットに納めることでドアノブが出っ張らず、目立たない構成にしています

特注の置き家具のディテール

リビングの壁前に半分固定して置いた特注のコンソール家具の天板はスティッチ入りのレザー張りとしています。中央に携帯電話などの充電用コンセントをレイアウトしています

リノベーション前後の平面図

リビングは配置するソファやダイニングとの関係を具体的にレイアウトしながら使い勝手と空間性を調整していきました。リノベーション前は寝室が3つありましたがそのうち2つをウォークインクローゼットに変更しています。水回りまで長く曲がりながら続いていた廊下をまとめて沢山の蔵書が収められるライブラリーを作りました