松濤D邸リフォームShoutou D Apartment

松濤D邸リフォームShoutou D Apartment

場 所
東京都渋谷区松濤
築年数
34年
面 積
185㎡(56坪)
総費用
2,700万円(工事費)/220万円(設計料)

リノベーション済みマンションのリフォーム

ご購入なさったリノベーション済みマンションのインテリアや素材がしっくり来ていないとのことで、表層リフォームでどこまでお客さまの好みにできるかにチャレンジしたユニークなプロジェクトです。

水回りのキッチンや浴室&シャワーや空調設備を一新して、築34年のヴィンテージマンションを”リノベーション済み”として売り出されていた部屋でした。ただ、使われている素材や設備が全て既製品、マンションのグレードや広さにマッチしないチープな作りだったので、お客さまが気になる個所を一つずつ手直してしてゆきました。

住宅のメインの空間であるリビングダイニングは床壁天井とも作り替えています。デザインを揃えるために画一的だった素材を、使用箇所によって無垢の木材、クォーツストーン、大理石調タイル、クロスのパネル張りなどの仕様に変えると同時に、照明計画も見直しています。玄関ホールも、大理石調タイルのアクセント壁に、納戸への扉を壁と同素材のカラーガラスで造作して隠すなどの細かいディテールを重ねることで、高級感のある空間へとリフォームしてゆきました。

床に段差があった家族用トイレを背面排水様式の便器を使うことでフラットな床に変えたり、手洗いの無かったシャワー室前室に手洗いボウルを設けたり、キッチン背面の収納をパントリー付き収納に作り替えたりと、使い勝手の向上も心掛けました。

(2020年1月7日更新)

リビングダイニング-1

大きなリビングダイニングの壁のデザインをダイニングとリビングに分けて木質の壁、大理石調タイル張りの壁+コーナー収納と張り分けています

リビングダイニング-2

正面左側の廊下からLDへの扉はレザー張りで、右側のキッチンへの引き戸はサイズを壁パネルと合わせて壁と一体化させています

ダイニングのワインセラーコーナー

かつての収納とプライベートコーナーへの扉は一体のデザインとして纏め、新たにワインセラーコーナーの機能を持たせました

リビングダイニングのビフォー&アフター-1

画一的な既製品の建具や壁材がマンションのグレードやお部屋の広さなどにはマッチしていなかったので、高級感のある素材と用途へとリフォームしてゆきました

ワインセラーコーナーと特注建具のディテール

新規に選んだフローリングと色調を合わせた造作のワインセラーコーナー。その横にはマットな質感のレザー張り特注建具を合わせています

リビングダイニングのビフォー&アフター-2

当初は、ダイニングに面した壁に掃き出し窓がありましたが、その片側だけを閉じて、半透明フィルムを張った内窓でカバーし、それと合わせたデザインのカラーガラス張りの枠を左に作ることで左右対称のデザインを成立させることができました

玄関ホール-1

玄関正面には横長ニッチのある大理石調タイル張りのアクセント壁を配し、その横には同材を張った扉も含め一体に見えるカラーガラス張りの壁を設け、使い勝手の良いベンチ収納を付け加えた玄関ホール

玄関ホールのビフォー&アフター

ヴィンテージマンションらしい風格を感じないデザインだった玄関ホールに、メリハリのある素材を用いることで落ち着きのあるインテリアへとリフォームしています

玄関ホール-2

ダイノックシートを張り替えた玄関扉、その横の姿見の鏡とベンチを兼ねた収納、異素材が違和感なく組み合わさるようにディテールには最大限の配慮をしています

脱衣洗面室

素材感のあるクオーツストーンやカラーガラスを使うことで、本体はメラミン製ながら高級感のある洗面カウンターを作ることができました

来客用トイレ

既存の手洗いボウルや水栓を再活用しつつ、色調のあったキッチンパネルなどを使ってコストパフォーマンス良く作り替えた来客用トイレ

家族用トイレ

背面排水タイプの便器を使うことで、床をフラットにすることができた家族用トイレです

シャワー室前の手洗いコーナー

かつてはただののカウンターだったシャワー室の前室ですが、お客さまのリクエストに応えて排水ルートを考えて手洗いボウルをつけることができました。メディスンキャビネットや鏡に映ったタオルウォーマーは施主支給品です