ネオ・クラシックな空間にモダン家具が映えるLDK

古典的な装飾要素であるモールディング、パネリング、ケーシングをふんだんに取り込んだネオ・クラシカルな空間に、モダンでスタイリッシュな家具や照明などを取り入れたインテリアリフォームです。当初からリビングにはマントルピース型とその左右に飾り棚を設けたい、床フローリングはヘリンボーン張りにしたいとのご要望でした。マントルピースはオーダーメイドの大理石製として、上部にクラシカルなモチーフのデザインミラーを作りました。玄関ホールからリビングへの扉と、プライベートゾーンへの扉を左右対称としてモールディングで縁取りしています。

隣接したキッチンとダイニングは同じカラーでトーンを合わせながら、装飾要素を少なくしてモダン寄りのデザインとしています。その代わりキッチンカウンター材やキッチン壁パネル材にあクオーツストーンや大理石柄の大判タイルを用いて素材感を高めています。

洗面脱衣は分解して、廊下に通り抜け型のダブルシンクの洗面を、浴室前にユーティリティーを兼ねた脱衣を設けました。その分、各寝室が狭くなりましたが、ゆったりとエレガントな洗面はとてもきれいに仕上がりました。

（2024年4月26日更新）