元麻布J邸リフォームMotoazabu J Apartment

元麻布J邸リフォームMotoazabu J Apartment

場 所
東京都港区元麻布
築年数
25年
面 積
120㎡(36坪)
総費用
5,000万円(工事費)/200万円(家具)/400万円(デザインアドバイス料)

素材感のあるアースカラー・インテリア

築25年の都心の低層マンションを、ご家族4人が快適に暮らせる空間として、アースカラーをテーマに落ち着いた素材感のある空間へとリフォームしました。

アースカラーインテリアは、空や湖の水色、植物の葉の緑色、そして土や岩などの茶色や灰色などの自然界に散らばった色を使ったインテリアです。素材感も滑らかな苔のようなグリーンのカーペットに、テラコッタの素材感ある壁仕上げ、そこに墨黒のキッチンキャビネット扉やブルーと茶色が混じったナチュラルカラーの大判セラミックカウンターと、目に優しく、窓から見える緑の環境ともマッチし、安心感を与えてくれるインテリアとなりました。

間取りは細かく分けられていたリビングとダイニングとリビングを一体のLDKとして、キッチン背面には小型のウォークインパントリーを設けています。LDKの床は管理規約でフローリングが禁止となっていることから、グリーンの印象的なカーペット敷きとなっています。LDの横にはお子さま達のプレイルームを設けました。プレイルームはウォークインクローゼットを介して主寝室と繋がっているので、お子さまが寝るのはご夫妻と一緒の主寝室、遊ぶのはプレイルームとメインの動線を通らずに売ら動線で行き来ができるようになっています。2LDKから3LDKに間取り変更するために、弊社得意の廊下に洗面カウンターを作り、伸びやかでご家族4人でも広々と使えるロングカウンターの洗面所を実現いたしました。洗面カウンターの背面には容量十分の壁面収納とトイレを設けています。洗面が浴室から離れたエリアにあるため、浴室横には小型の脱衣スペースを設け、ご家族全員分の下着類をしまうことができる便利な引き出しを設けています。

こちらのプロジェクトはスケジュール的な制約があったので、カガミ建築計画がデザインアドバイスで、設計施工をリフォームキューにお願いする体制でお手伝いさせて頂きました。

(2024年7月29日更新)

リビングダイニング-1

落ち着いたモスグリーンのカーペットにグレーとブラウンの壁材、墨黒のキッチン扉に、チーク製のテーブルがマッチしたアースカラーインテリアのLDK

リビングダイニング-2

洗面廊下とプレイルームの引き込み扉をパネル壁と一体化させて隠している

リビング_テレビ壁

テラコッタタイルの上から目地材を被せて仕上がるハイテグラの独特の風合いのあるテレビ壁。梁型の端部にLEDライン照明を隠し、斜めの造作収納を設けた

リビングダイニング ビフォーアフター

細かく仕切られたリビングとダイニングとキッチンを一体のLDKとし、天井の複雑な梁型もシンプルに整理して見せている

キッチン-1

ペニンシュラ型のシンクカウンターと、背面のコンロカウンターに分けつつ、カウンター材は大判セラミック、扉材は墨黒の突板とイメージは揃えたオーダーキッチン

キッチン-2

キッチンカウンター材の大判セラミックも白と灰色とブラウンのアースカラー仕様。キッチン通路の正面には家電収納、さらにその横にはウォークインのパントリーを設けて、収納量を充実させた

リビングダイニングキッチン ビフォーアフター

リビングとダイニングとキッチンが2枚の壁と建具で仕切られて分断されていたビフォーに対し、全ての壁と建具を取り払い一体化させたLDK

洗面廊下-1

通路幅1メートル、カウンター長さ3.5メートルの伸びやかな洗面廊下。左側は中央にトイレ、その左右には扉付きの収納を設けた

洗面廊下-2

引き込み扉を開放し、LDと一体化した開放的な洗面廊下。メディスンキャビネットにカウンター下収納、リネン用のトール収納と洗面スペースに必要な収納量以上の収納を確保している

玄関ホール

柔らかいベージュ調の色合いの大理石壁にブラウンのレザー張り建具、グレーの繊維質クロスをパネル張りした落ち着いた玄関ホール。写真左側にはシューズインクローゼットも

LDと玄関、洗面廊下の繋がり

扉はほぼ全て引き込み扉で、開いたときには壁の隙間に入り存在感を消し、空間を一体化させている